2013/02/01バージョン。あげては直してを繰り返してる曲です。
TB Barricadeというリミッターを使って音量を上げています。
一口に音圧をあげるといってもコンプレッサーを併用するとか
マキシマイザーを使うとかあり、それにはいくつか種類があって
個々にパラメータの働きも違うので、一つ一つ動かしながら
一番よく聞こえるポイントを探しあてるという作業を繰り返します。
単に音量があがるだけでなく、曲の印象も変わってくるので色々試す必要があるのです。
このあたりは話し出すと長くなるので、またいつか。

じょんのびイメージアルバム1のTrack1に収録。
じょんのびイメージアルバムはオリジナルで構想中の漫画を
音楽でも表現してみようというアルバムです。
M3という音楽の同人即売会でCDを配布したことがあります。
それからリミキシング・リマスタリングしたのが上記の曲です。
そんな大胆には変わっていません。基本的なところが
(クオンタイズやらリリースタイムやらベロシティやら)
おざなりだったのでそういうところをちまちま直して
2番にキラキラした音を入れたり、トラックのバランスを調整したり
ベースのスタッカート感を出したり、とまぁそんなとこです。
マスタリングに関しては、元気な曲なので抜けの良い音を目指しました。
真ん中に音が寄らないようにステレオエンハンサー(左右に音を広げる)を
使ったりもしています。TB Barricadeを使用。

じょんのびイメージアルバム1のTrack2に収録。
少しクラシック調の曲です。TB Barricadeを使用。

じょんのびイメージアルバム1のTrack3に収録。(当時のタイトルは「里」)
これもリミキシングした曲です。暖かさを出しつつ、籠もらないように。
イコライザをいじりながらスペクトラムアナライザとにらめっこになってきます。
ここがはまりやすいところです。
値をそろえようとすると低音が主成分なのでスカスカになりがちです。
またオーボエの音は聞き取りやすいので中音は下げてもかまわなかったりします。
人間の耳は低音から高音まで平等に聞き取ってるわけではないのですね。
(それを踏まえて音を整えよう、というのがラウドネスです)
従って、最終的には耳頼り。でも耳もいい加減なので
プロの曲と聞き比べながら相対的に調整してく感じです。BuzMaxi3を使用。

じょんのびイメージアルバム1のTrack4に収録。
何か出そうな雰囲気です。後半の音の重なりが気に入ってます。
この曲はスピーカーシュミレーターを使って少し上からかぶせる感じにしています。
天井(または遮るもの)があって空の下の祠ではない、という意図です。
TB Barricadeを使用。

じょんのびイメージアルバム1のTrack5に収録。
お天気の昼下がり。眠くなってきますね。
もっと暖かい音にしたほうがよかったかなぁとも思うんですが
ミックス段階の音を尊重すると、これはこれでいいかも。TB Barricadeを使用。
 
コンティニュー画面を想定して作った曲なので、ほとんど展開しません。
わああああああゲームオーバーなっうわああああああ
という興奮状態に鎮静剤を打ち込む感じです。 W1 Limiterを使用。

あと耳コピアレンジしたピアノ生演奏をいくつか。

ご存じ、キテレツ大百科のEDです。
「やったやったヤタヨー!」って部分をどうしようか迷ったんですが
「やった・・・?やった・・・よ・・・」みたいな感じになっちゃいました。
もっと自信を持とうよ。TB Barricadeを使用。

ケミストリーの曲の中ではぶっちぎりで好きです。
わりと綺麗にまとまった気がしてます。TB Barricadeを使用。

おまえうまそうだなのEDテーマです。
映画が面白いので何度も見てたら曲も段々好きになってきました。
演奏していても面白いです、特にイントロが。 
2種類の音色でそれぞれ弾きました。
最初のはBrend Proという音色です。原曲もこんな音色で始まります。
2番目はBrite NY Pianoという音色です。 生演奏ものだとよく使います。
高音の残響が綺麗だしニュアンスが出しやすくて好きな音色です。
TB Barricadeを使用。

いや~TB Barricadeってほんとにいいもんですね!